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アセットメトリクスを使ってみよう

アセットメトリクス [Asset-Metrics]

インフラ資産のアセットマネジメントの実践を支援します.

アセットメトリクス[Asset-Metrics] (京都モデル)は現場主義に基づき実際のデータを用いた劣化パフォーマンス評価,ベンチマーキング評価など,アセットマネジメントの継続的改善のための課題を発見する評価結果を提供します.

アセットメトリクスを使ってみよう

1.社会基盤施設(アセット)の損傷と劣化

●劣化パフォーマンス評価
道路や橋梁,下水道等,様々な社会基盤施設(アセット)では,気温変化や雨風等による経年的な劣化,車両通行等による損傷、その他腐食、発錆や汚れ等が現れてきます.施設管理者は,アセットを長く安全に利用してもらうため,日常的にまたは定期的に損傷の有無や損傷・劣化の進行具合を確認し,状態の評価結果に応じた補修や修繕を施します.

ここで,施設の状態を把握する手段が『点検』であり,これらの点検結果に基づき,劣化パフォーマンス評価を行います.

点検

2.劣化パフォーマンス評価でわかること

(1)活用例
公共アセットの管理者が,各施設の修繕サイクルや修繕の優先順位の決定,劣化特性の把握を行うためには,劣化パフォーマンス評価において得られる下記の情報が非常に重要となります.

  ■ある劣化状態からある劣化状態までの期間(例えば,耐用年数,更新までの期間 等)
  ■劣化に影響を与える要因(例えば,材料,使用環境 等)
  ■施設の劣化特性(劣化速度のばらつき,劣化速度が平均以上に大きいかどうか 等)

(2)分析ケースと種類
劣化パフォーマンス評価では,分析目的に応じて次の(ア)~(ウ)の3つの分析を行うことができます.

3.インフラ資産の劣化パフォーマンスを推計するには

(1)劣化の表現
インフラ資産の劣化を表現するには,対象施設において,ある時点からある時点までに,損傷がどの程度進行したかがポイントとなります.つまり,2時点間の損傷等の状態データを準備する必要があります.2時点間は,新設時の状態データ(例えば,供用開始年度が記録された台帳データ)と,何年か経過後の損傷状態データとの組み合わせでも利用できます.また,修繕や補修が実施されている場合には,それらの記録も必要となります.基本的には,インフラ資産の一覧(台帳データ),劣化・故障の点検データ,補修・修繕データの3点に基づき劣化パフォーマンスが推定されます.そこに,使用環境などのデータを付加的に用いることにより,より高度な分析が可能となります.

劣化の表現

(2)必要となるデータの概念

データの概念

4.損傷・劣化を表す指標やランク

インフラ資産の点検結果の多くは,損傷の種類別に様々な指標で計測され,その数値やランクで表記されています.ここでランクと呼んだものは,損傷や劣化の程度を段階的に表したもので,表記として記号や数字で示したものです.ランク表記(離散的な損傷・劣化指標)に対しては,マルコフ過程モデルとハザードモデル(寿命のばらつきを評価するモデル)に基づく方法論,計測数値(連続的な損傷・劣化指標)に対しては,ハザードモデルに基づく方法論が,それぞれ利用可能です.

指標やランク

点検データとランク表記

5.劣化パフォーマンスを描く手順

劣化パフォーマンス評価は,JAAMホームページのアセットメトリクスの頁で利用できます.

劣化パフォーマンス

6.劣化パフォーマンス推計のためのデータの作成

データサンプルのダウンロードはこちらから.

データダウンロード

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