JAAM日本アセットマネジメント協会

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10月8日 JAAMメールマガジン 第28号

一般社団法人日本アセットマネジメント協会 JAAMメールマガジン 2019.10.08 発行

■今回の記事一覧

  1. コラム「プラントのアセットマネジメント(1)」
  2. イベント情報
    • 〇実務者のためのアセットマネジメントプロセスと成熟度評価」出版記念セミナ
      ー:大阪第3回(2019年11月19日(火))
    • 〇第4回認定アセットマネージャー国際資格検定試験(2019年11月23日(土))
    • 〇第3回JAAM研究発表会(2019年10月31日(木))

 

■【コラム】
プラントのアセットマネジメント(1)

今回から数回に分けて、「プラントのアセットマネジメント」に関する情報提供をしたいと思います。この文章の中でいうプラントとはいわゆる生産工場・製造プラントを意味します。本メールマガジンの読者の皆さんは、建設・エネルギーに関するインフラ分野に携わっている方が多いかと思います。JIS 55000シリーズとしてアセットマネジメント規格が発効しておりますが、製造業での関心は残念ながら高いとは言い難い状況が続いています。
アセットマネジメントを設備管理と読みかえ、プラントのアセットマネジメントを紹介します。第1回は、プラントの実態について述べさせていただきます。

筆者が所属している公益社団法人日本プラントメンテナンス協会が行っている実態調査によると、プラントでの設備管理業務での課題として、「故障の再発・未然防止」、「人材育成・確保」、「高経年設備対応」、「保全のマネジメント」が上位を占めています。
プラントでの高経年設備の経年割合は、「30年超」が増加し、高経年化がますます進行しています。製造業においても高経年社会インフラ同様にプラントでの高経年設備を使いながら安心・安定生産を維持するために、マネジメントへの要求が大きくなっています。

設備管理・保全が経営にとってどれほどの位置づけになっているか、“カネ”の面で考察をしてみます。日本プラントメンテナンス協会では、日本全体の製造業での保全費として約11兆円が費やされていると推計しています。その一方で、設備管理・保全部門における研究開発に関しては、8割強が研究開発費の不足を訴えています。こうした製造業の状況下で、経営トップから設備管理・保全部門に対し最も強く要求された課題を調査したところ、生産コスト、労働安全、製品品質への要求が高くなっています。この経営トップのニーズを解決するため、設備管理・保全での課題として、「故障の再発防止・未然防止」と「人材育成・確保」が突出して大きな課題として考えられ、「高経年設備対応」や「保全のマネジメント」はそれらに続く課題として挙げられています。

つまり、高経年設備については、大規模更新をするのではなく、既存の設備を使い続けるための設備管理・保全の技術・マネジメントへの取り組みがマネジメントから強く求められている状況です。また、設備管理・保全の予算として、高経年設備を廃棄しての大規模更新投資を実施するには、投資結果のリターン見通しが難しい状況が続いているという事かもしれません。
製造業とりわけ装置産業での設備管理・保全の仕組みとして、「MOSMS」(Maintenance Optimum Strategic Management System : 戦略的保全マネジメントシステム)を活用してアセットマネジメントを行っているプラントは少なくない状況です。MOSMSは、経営視点の保全、保全を意識した経営を提案し、プラントでのアセットマネジメントを実現しています。(以下次号に続く) 
参考:メンテナンス実態調査概要(http://www.jipm.or.jp/data/pdf/190412_1.pdf

(日本アセットマネジメント協会理事 中村 努)

【イベント情報】

○「実務者のためのアセットマネジメントプロセスと成熟度評価」出版記念セミナー:大阪第3回(2019年11月19日(火))
8月23日と10月7日に東京で開催され、大変多くの方々にご参加をいただくことができまし た成熟度評価の出版記念セミナーが、ついに大阪でも行われることになりました。 セミナーでは書籍を執筆した著者らが、「なぜ、今、JAAMは『JAAMガイドブック 実務者の ためのアセットマネジメントプロセスと成熟度評価』を発刊したのか」、「書籍の構成は どのようになっているか」、「この書籍をどのように読み解いたら良いか」、「成熟度評 価の国際的な取組みはどのようになっているか」など、最新の情報も踏まえ、わかりやす く解説します。書籍の内容をより深く理解し、実際の適用における疑問を解消する絶好の チャンスです。
ご自身の組織へのアセットマネジメント導入やその高度化に関心をお持ちの皆さまをはじ め、コンサルタントや金融、会計、法律等アセットマネジメント関連サービスに従事され ている方々、認定アセットマネージャー国際資格(CAMA資格)をお持ちの方々等、奮って ご参加下さい。
日  時: 11月19日(火)13:30 ~ 16:30
場  所: 大阪マーチャンダイズ・マート(OMM)ビル地下1階
      一般社団法人近畿建設協会会議室
大阪市中央区大手前1-7-31
京阪電車「天満橋」駅東口、地下鉄谷町線「天満橋」駅北改札口からOMM地下2階に連絡

参加費:会員 6,000円、非会員 7,000円 (書籍代込み)
お申し込みは、以下URLよりお願いいたします。
https://www.ja-am.or.jp/application/2019seminar2.html

○第4回認定アセットマネージャー国際資格検定試験(2019年11月23日(土))
JAAMでは、第4回認定アセットマネージャー国際資格検定試験(日本語版CAMA試験)を 、2019年11月23日(土)に実施することになりました。また、試験のための事前対策講習会 も実施いたします。
アセットオーナー(国や地方公共団体で公物管理のご担当者)をはじめ、企業、公的機関 等でアセットマネジメントの構築やISO 55000シリーズに関連する業務に携わる方、ISO 55001内部監査員・審査員の方など、奮ってご参加下さい。
第4回認定アセットマネージャー国際資格検定試験(日本語版CAMA試験)
日  時: 2019年11月23日(土)
実施場所: 東京、大阪、札幌、福岡
事前対策講習会

日  時: 2019年10月24、26、27日
実施場所: 福岡(10月24日)、大阪(10月26日)、東京(10月27日)
※10月25日に札幌で予定していた事前対策講習会は、都合により中止となりました。札幌 会場における第4回検定試験(11月23日)は、過去に講習会を受講された方または別の会 場で事前対策講習会を受講された方が対象となります。
※検定試験を受験するには過去に事前対策講習会を受講していることが必須となります。
詳細情報、お申込みは、以下URLをご参照ください。
https://www.ja-am.or.jp/cama

○第3回JAAM研究発表会(2019年10月31日(木))
JAAMでは、アセットマネジメントに関連する研究事例、実践事例等の幅広い知識・知見を 、研究者、実務者、マネジメント層など多くの関係者と共有するために、研究発表会を開 催しています。今般、第3回JAAM研究発表会を下記のとおり開催します。
優秀な発表にはJAAM賞の授与も予定していますので、奮ってご参加下さい。
期  日: 2019年10月31日(木)
場  所: TKP東京駅八重洲カンファレンスセンター
      http://www.kashikaigishitsu.net/facilitys/cc-tokyo-yaesu/access/
詳細情報、お申込みは、以下URLをご参照ください。
https://www.ja-am.or.jp/research_publication


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