1.セミナーの目的
人・モノ・カネとも厳しさを増す中で、限りある資源でいかに最大効果を上げるか?
一般社団法人日本アセットマネジメント協会(JAAM)では、このほど「下水道分野における JIS Q 55001 適用ユーザーズガイド」(以下「ユーザーズガイド」という。)を電子版として8月に発行いたします。本ユーザーズガイドは、国土交通省を含め下水道に関わる各界の委員から構成される「ユーザーズガイド改訂検討委員会(委員長 仙台市 建設局次長 水谷哲也氏)」において、昨年6月から検討し、その成果を取りまとめたものです。本セミナー(無料)は、ユーザーズガイドの出版を記念して、下水道展(8月4日~7日:公益社団法人 日本下水道協会主催)にあわせ開催するものです。
ユーザーズガイドは、下水道事業を担う地方公共団体職員の方々及び官民連携のパートナーとなる民間企業などの方々にとって「JIS Q 55001がどのように役立つのか」、「どのように活用すればよいのか」などの視点を大切にして作成されています。本セミナーでも、このような視点に立って開催します。「地方公共団体の組織力向上に向けた取組」、「全国で検討が進められている水の官民連携(ウォーターPPP)や下水道事業の広域化の取組」へのJIS Q 55001の活用を含めて、ユーザーズガイドの内容をご紹介します。セミナーの最後には、聴講者の方々と討論する機会を企画いたしました。
社会全体で担い手不足が進む中、従来、細分化され短期(単年度)で委託されていた業務を、まとめて長期(10年程度)で委託する「水の官民連携」については、官民双方の事務負担軽減、より効果的・効率的な事業運営、新たな付加価値の創出が期待されています。しかし、「水の官民連携」を実行しても、必ずしも期待される成果が実現するとは限りません。重要な業務を外部に委託すれば、委託に伴うリスクも増大する可能性があります。本セミナーでは、特に「水の官民連携」の主要なリスクを取り上げ、JIS Q 55001を用いてリスクやインシデントを回避、軽減し、目標とする成果を上げるために、特に、地方公共団体職員が押さえておくべきマネジメントの勘所について解説します。
上記の趣旨から、本セミナーの会場での対面での参加者は、地方公共団体職員の方々を対象とし、民間企業の方々や対面で参加できない全国の地方公共団体の方々にはオンラインで参加いただきたく存じます。本セミナーでは、下記のプログラムの通り、国土交通省上下水道審議官グループ大臣官房参事官(上下水道技術)付調整官 水橋正典氏から、「下水道分野における JIS Q 55001 適用ユーザーズガイド」の制定の経緯などを踏まえ、「『水の官民連携』におけるユーザーズガイドの活用等について」と題してご講演いただきます。講演後に討論の時間も設けており、会場参加、オンライン参加の皆様それぞれの立場からご意見をお伺いしたいと思いますので、奮ってご参加ください。
【セミナー開催会場】
①対面参加(※対象:地方公共団体職員)
八千代エンジニヤリング株式会社 会議室16階
住所:東京都台東区浅草橋5-20-8 CSタワー
②オンライン参加(※対象:オンライン参加申込者)
Zoom Meetings 形式(開催前日までにURL及び資料を配信いたします)
【プログラム】
14時 開会
開会挨拶 一般社団法人日本アセットマネジメント協会 会長(京都大学 名誉教授) 小林 潔司氏
(1)「水の官民連携」におけるユーザーズガイドの活用等について(30分)
国土交通省 上下水道審議官グループ大臣官房参事官(上下水道技術)付 調整官 水橋 正典氏
(2)現場目線でみたJIS Q 55001による組織力の向上(15分)
公益社団法人日本下水道協会 グローバル化担当役 堀江 信之氏
(3)ユーザーズガイド改訂の経緯と内容について(35分)
仙台市 建設局次長 水谷 哲也氏
(休憩 10分:15時25分~15時40分)
(4)「水の官民連携」におけるリスクマネジメントの勘所(20分)
京都大学 経営管理大学院 客員教授 藤木 修氏
(5)総合討論 40分(16時00分~16時40分)
閉会