「Infra Eye(インフラ アイ)」は、構造物のすき間などに設置したセンサーにより、目視では捉えられない1/100mm単位の微細な変位を24時間365日、自動で遠隔監視するIoTインフラ監視サービスです。異常な変位を検知した際には、即座に関係者へ通知することで、通行止めなど迅速な対応を可能にします。
変位計測には高精度な抵抗式位置センサーを採用し、通信方式にはLTE Cat.M1を活用しています。さらに、超低消費電力設計により、商用電源や中継装置(ゲートウェイ)を必要とせず、電池のみで最長5年間の運用を実現しました。そのため、設置環境の制約が少なく、さまざまな現場で容易に導入できます。
最大の特長は、「シンプルで低コスト」であることです。導入・運用の負担を抑えながら、インフラのリモート監視を手軽に実現し、「安全性の向上と現場負担の軽減」を同時に支援します。
本講演では、道路橋をはじめ、擁壁、法面、地すべり、護岸、トンネル、鉄道橋、鉄道レール、文化財など、幅広い分野におけるInfra Eyeの活用事例をご紹介します。あわせて、能登半島地震や令和8年熊本地震における緊急導入事例を通じて、災害時の安全監視体制構築への有効性についても詳しく解説します。
講演者情報
株式会社パスコ
上級主任技師:渡辺 隆
1963年2月14日生まれ、大阪府出身。
20代は不動産業(マンションデペロッパー)勤務。空前のバブル経済とバブル崩壊の瞬間を体感する。
1993年株式会社パスコに入社し、一級建築士として都市計画関連業務に従事。近年では、インフラの老朽化対策をテーマに、今回ご紹介するIoTインフラモニタリングサービス「Infra Eye(インフラアイ)」の構想・企画・開発・運営に従事しています。
趣味はDIY。