公物管理の包括的民間委託や地域インフラ群再生戦略マネジメント(以下「包括委託」という。)では、多様な性質の業務・工種の混在や多様な属性の担い手が参入するなど、契約内容の在り方にも注意が必要となる。これら契約内容の在り方についてまだまだ十分に議論されていないのが実状と見ている。
本講演では、包括委託に関係する主な法的規制の整理と、当該事業がより健全に運用されるよう留意すべき論点に係る講演者としての解釈や考察を紹介するものである。包括委託の健全な成立には、特に「(目的と受発注者の適切なリスク分担から)契約内容における請負と準委任の上手な組み合わせ」及び、「建設業法の遵守に係る適正な判断」の両立が肝心であると考えている。
講演者情報
山本 浩貴
八千代エンジニヤリング(株)事業統括本部 国内事業部 インフラマネジメント部 技術第一課 課長