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アセットマネジメント(AM)の重要性

我が国では、高度経済成長期に整備された膨大な社会インフラの老朽化が着実に進行しつつあります。耐用年数を迎えた社会インフラの維持・更新需要は今後ますます増加することが予想される一方で、少子高齢化に伴う税収の減少や社会保障費用の増加などのため、アセット整備の財源基盤が一層縮減することが考えられます。このような状況の中で、アセットを効率的に維持管理する手法として、アセットマネジメントの重要性が認識され、社会的にも大きな注目を集めています。
アセットマネジメントの重要性は、それだけに止まりません。ISO 55000シリーズでは、アセットマネジメントシステムを構築することによって、技術部門と財務部門とが共通の目的意識の下に、必要な資源の調達を伴う、計画的な維持管理と効率的な予算配分を行うことができるようになるとされています。また、組織の目標に沿った、一貫性と整合性のあるアセットマネジメントは、意思決定の正当性を実証し、利害関係者へのアカウンタビリティを果たすことにもなります。このことは、今後、社会インフラ事業の民営化や民間活用(PFI、コンセッション等)が広がり、民間の事業体が、公共の便益に資するような事業を行う場合には特に重要になると考えられています。多岐にわたる利害関係者の期待に応え、理解を得るためには、コスト、リスク、パフォーマンスの最適なバランスを実現するだけでなく、それを納得できる形で示すことが必要不可欠だからです。