JAAM日本アセットマネジメント協会

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JAAM webセミナー 橋梁アセットマネジメント

セミナー概要

 平成26年の道路法の改定による、橋梁などの「全数近接目視点検の義務化」の1巡目が終了し、インフラの老朽化対策は、まさに第2ステージに突入したと言える。第1ステージにおいて点検の結果は、全国で評価Ⅲが約10%であったとの報告がなされている。つまり、全国で7万橋ほどの橋梁が評価Ⅲであることになる。さらに、このうちの約70%が地方自治体(市町村)の橋梁である。
 この評価Ⅲは、早急に修繕などの措置を実施しなければならないことになっており、何らかの対策を速やかに実行しなければならない。放置すれば、事故を誘発し第三者事故が発生する可能性が高い。修繕をすべて行うためには相当な費用が発生する。しかし、特に地方自治体においては厳しい財政状況や技術職員の不足等の状況が存在し、今後、相当困難な対処を迫られると考えられる。
 さらに、評価Ⅲの予備軍と言える、評価Ⅱは35万橋であることから、インフラの老朽化対策は、終わりなき戦いであり、膨大な予算を今後必要とし、人材も必要になってくる。これらの、国難と言うべき危機的状況を解決するためには、新たな「しくみ」とその仕組みを理解できる「人材」が必要である。
「しくみ」とはまさに、ISO 55001に基づく、アセトマネジメントであり、それを理解し、橋梁などの老朽化対策に応用していくことが、地方自治体を持続可能なものにし、将来に引き継げることになる。
 本セミナーでは、JAAM地域アセットマネジメント委員会で実施した、現状の分析結果を示し、続いて自治体での課題と富山で実施した対応策の具体例を示し、参加者の皆様に今後の対応などについて考えていただく。共に、インフラ老朽化問題に参戦しようではありませんか。

セミナー開催日時

2020年12月22日(火) 15時~17時

セミナー内容講師(敬称略)

「橋梁マネジメントにおける自治体の現状」(講師:吉室 晃逸)

講義のポイント
「セグメンテーションで見る自治体の現状」
法令点検の1巡目を終えて、数値として見えてきた全国の橋梁の劣化状況。
点検2巡目のスタートとⅢ・Ⅳの事後保全、進んでいる地域となかなか進まない地域。
~今、出来ることをやるのではなく、どうしたら出来るか。~

「橋梁マネジメントにおける自治体の課題」(講師:植野 芳彦)
講義のポイント
吉室委員の実態分析の結果を踏まえ、自治体で起きている現実の課題とそれに対し、富山市での実際の取り組み事例を紹介し、聴講者の皆様にも考えてもらい。今後、どうすべきか?何が必要か?議論をしたいと考えている。

【講師のプロフィール】講師(敬称略)

吉室 晃逸(JAAM地域アセットマネジメント推進委員会委員)
橋梁メーカー所属(株式会社IHIインフラシステム 事業戦略本部 次長)
大学卒業後、橋梁メーカーへ。設計・現場業務を経験後、営業へ。
現在は(株)IHIインフラシステム/事業戦略本部で国内橋梁の新設・保全のプロポーザルに関わる。
一般社団法人 日本橋梁建設協会 幹事

植野 芳彦(JAAM地域アセットマネジメント推進委員会委員長)
橋梁メーカー⇒建設コンサルタント⇒国土交通省の研究機関⇒韓国高速道路PFI事業のテクニカルアドバイザー⇒非破壊検査会社役員、外資系コンサル顧問等を経て、2014から富山市に建設技術管理監として赴任。2017から建設技術統括監として、富山市のインフラ全般と職員教育を市長から任される。現在は現役を退任し2020から、富山市政策参与


セミナー開催方式

オンラインでお二人の講師に説明を頂き、その後聴講者の皆様と意見交換を行っていただきます。
参加者には、別途Webセミナー(Microsoft Teams会議)への参加方法などメールにてご案内申し上げます。
また、Web環境により、セミナーにご参加いただけない場合がありますので、事前にWeb環境について確認させていただく場合がございますので、よろしくお願い申し上げます。

受講料

JAAM会員及びJAAM会員組織の職員:5,000円
JAAM非会員:10,000円